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オトリの遊泳感覚を感じ取れれば、釣果は飛躍的に伸びる

      2016/09/18

手元に伝わって来る感じの違いによって、オトリが現在どんな状態で
川底を泳いでいるのかが分かるようになります。

オトリ操作に不可欠なオトリの遊泳感覚について

オトリの泳ぐ感じが、竿を握る手元に伝わって来ますが、このオトリの
遊泳感覚を正確に感じ取れるようになれば、オトリの的確な操作が
出来るようになり、その結果、釣果もあがるようになります。

無駄な誘いも掛ける必要もなくなります。誘いを掛けると、当然、
オトリに負担を掛けるので、オトリが弱る原因になります。

野鮎が居ない所で、どんなに誘いを掛けても意味がありません。
オトリの遊泳感覚が分かるようになると、近くに野鮎が居るのが
わかるようになります。

手元に伝わって来る感じの違いによって、オトリが現在どんな状態で
川底を泳いでいるのかが分かります。

初心者のうちは、この遊泳感覚が分からないので、例えば、掛け針が
ミチイトにからんでいても、それが分からずに、いつまでも泳がせ
続けてオトリを弱れせてしまいかねません。

この遊泳感覚を的確に知るためには、常にミチイトを適切な張り具合に
保っておかねばなりません。ミチイトがたるんでいると、オトリの動きが
正確に伝わって来ません。

オトリ操作で最も大切な事は、常に手元に伝わる感覚で、オトリの動きを
感じ取って、オトリの動きに応じた操作をすることです。

オトリが泳いでいる時の遊泳感覚は、人それぞれ感じ方に多少の
違いはあると思いますが、手元で感じ取れる遊泳感覚のうち、
主なものについて述べたいと思います。

オトリが流れに押されて川底に潜れない時は、絶え間なくブルン
ブルンと手応えを感じます。

オトリが安定した泳ぎをしていると、手元に絶えず静かな手応えが
ありますが、急に軽くなり、ミチイトがフッと緩んで、張りがなくなる時は、
オトリが川底の石の裏の流れの巻き込みにはいった時に良く起こります。

オトリが流れの巻き込みにはいったために、ミチイトの抵抗が小さく
なったことから、急に軽くなったのです。

オトリが石裏にはいり込んだことが分からずにいると、ミチイトが
たるんで掛け針にからまりやすくなります。

この場合は、直ぐに竿を立てたり、上流へ竿を引いて、ミチイトの
たるみをとってやることです。

石が大きいほど、それだけ石裏の巻き込みが大きくなり、流れが
逆流しているために、オトリは下流へ向いてしまいやすくなります。

オトリが下流へ向くと、たるんだミチイトが巻き込みの流れによって、
オトリの体側を通るので、掛け針がミチイトにからんで、オトリが
エビになる確率が高くなります。

そうならないように、竿を立てるか、上流へ竿を引いて、
たるみを解消してやることが必要です。

急に軽くなった後で、直ぐにまたブーンと竿先が引かれる時は、
釣り人がミチイトのたるみをなくしたことで、石裏のゆるい流れに
入ったオトリが、上流へ泳ごうとして、流れの筋に出たのに
流れに押し戻された場合に良く起きる感じです。

オトリの遊泳感覚が余り分からない釣り人だと、このグーンと
引かれる感覚を野鮎が追ったと間違える場合が多いです。

クックッと小刻みに手元に伝わって来る時は、オトリが尾びれを
上げて、尾びれを振りながら、比較的大きい石の間を縫って
泳いでいる場合が多いです。

この場合は、竿先をそのままの状態にしておくと、オトリの動きが
伝わらなくなるので、少しずつ竿先を上流に引いてやると、
オトリの動きが感じ取れるようになります。

オトリが石裏のたるみにはいって、急にグーンと竿先を下流へ
引かれることがありますが、それは石裏に居たオトリが石の側面を
通ろうと脇に出たのに、速い流れに押されて下流へ流された時に
おきます。

グッグッと小刻みに重くなるが、少しずつオトリが上流へ泳いで
来る時は、オトリが流れを引き上げられるのを嫌って、頭を
左右に振っている時です。

また、オトリが弱っているのに無理に引き上げると、流れに
あおられながら引き上げられるので、オトリは水中で体を
左右に振ります。

大石の側面を引き上げる時に良くあることですが、オトリが
石裏にはいるまでは、軽く感じますが、石裏から上流へ
引き上げる時に、可なり強く引かなければならない時が
あります。それは石の脇が最も強く流れているからです。

強い流れでオトリに掛かる負担が大きいので、強引に
引き上げないことです。

石裏にオトリを入れた時に、石裏の逆流で掛け針が舞い上がって、
たまに尾びれに掛け針が掛かる時があるので注意が必要です。

クックッと絶え間なく小刻みに続く時は、オトリが尾びれを上げて、
川底に頭を向けて泳いでいる場合ですが、竿を立てて浅場を
釣っている時によく起きます。

ミチイトを引っ張り気味に泳いでいたオトリが、フッと泳ぎを
止めることがありますが、その場合には、その付近には多くの
底石があるところなので、縄張り鮎がいれば、ほぼ間違いなく
掛かります。

このように、オトリの遊泳感覚を正確に感じ取れるようになれば、
オトリの的確な操作が出来るようになるので、オトリの遊泳感覚を
感じ取れるように成る事は、オトリ操作にとって不可欠です。

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