鮎の生態 | 鮎の友釣り目通し仕掛け

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鮎の生態

      2016/01/14

は、秋になって、日が短くなって
来ると、水温の低下と共に、下流へ
下り始めます。

早い川では9月、遅い川では11月から
産卵が始まり、10日から14日で孵化します。

大体の河川では、10月から11月に生まれた
幼魚は川の流れに乗って河口まで下ります。

鮎の幼魚は、海水と淡水が混じっている領域(汽水域)で、
動物性プランクトンであるワムシを主食にして育ちます。

冬場から初春に掛けて、雨が多い年は山からの動物性プランクトンが
海に大量に流れ込んでくるので、稚鮎の育ちが良いです。

また、水が豊富な年は稚鮎の遡上も多く成ります。

川の水温が低い時期は遡上しませんが、春になり、海水温と川の
水温が同じ位になると、稚魚の遡上が始まります。

昔は海から川に遡上してくるアユの数量を見て、その年の稲の
出来不出来を占ったことから、アユは魚ヘンに占うで「鮎」と
書きます。

鮎はスイカのような香りがするので「香魚」とも呼ばれます。

昭和20年代までは、川の水質が良く、鮎の餌であるコケ(藻類)の
中でも珪藻が多く、香りが強かったのです。

以前は、鮎を掴むと、スイカの香りが数時間も残って居ました。

近年は生活排水に因る水質汚染で、汚染に強い藍藻が多く成ったので、
以前ほどスイカの香りがしなくなったと言われています。

また、鮎は生まれてから、ほぼ一年で死ぬので「年魚」とも
言われます。ただ、雌鮎の中には次の年まで生きるのも居ます。

鮎は良い香りがすることや泳ぐ姿が美しいことから「川魚の女王
(渓流の女王)」と呼ばれています。

また、歌人や詩人は鮎を青年や少女に例えて歌っています。

春になり、川の水温が高くなってくると、稚鮎は群れをなして
川を遡上します。遡上期の稚鮎はプランクトン、川虫、水面近くを
飛ぶ昆虫を食べています。

遡上した稚鮎は、川の中流域に住み着きます。鮎は温水魚なので、
上流のヤマメやイワナがいる冷水地帯には住み着きません。

鮎は、暖流である黒潮の流れる沿岸の河川に多く遡上し、大きく
育ちます。

川の中流域まで遡上してきた鮎は、川の底石に着いている珪藻や
藍藻などの藻類を食糧にします。

川底の石の表面に着いたコケ(藻類)を、口を開いて、剥ぎ取って
食べます。この時、石の表面に歯型の跡が残りますが、この歯型の跡形を
ハミアトと言います。

鮎は大事な餌(コケ)を確保するために縄張りを作る習性があります。
その習性を利用した釣り方が友釣りです。

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