*

引き抜きの利点と欠点及び取り込む時の注意点

      2016/09/20

引き抜きとは、掛かった野鮎をオトリ鮎もろともに空中を
飛ばしてタモで受ける取り込みの一つのやり方です。

目通し仕掛けの場合は、掛かった野鮎の浮き上がりが早いので、
野鮎を掛けたら、竿を立てて、そのまま保ち続けていると、
オトリ鮎が次第に浮いてきます。

その後、オトリ鮎が水面に顔を出したら、一気に引き抜きます。
引き抜きの場合は、オトリ鮎が水面に出るまでは、コントロールが
定まらないので、引き抜いてはいけません。

荒瀬などで、竿を立てるのが遅れて、竿を伸ばされそうな時は、
下流へ2~3歩ほど下りながら、竿を立てていきます。

それから、流れの緩やかな所に鮎を導いて、川の流れと
オトリ鮎と竿が一直線になるまで待って、引き抜きます。

掛かり鮎が抵抗して左右に動くうちは引き抜いてはいけません。

オトリ鮎が水面に顔を出す程度まで、掛かり鮎が浮いて来たら、
掛かり鮎の抵抗も弱まるので、引き抜き出来るようになります。

引き抜く時に、掛けた鮎を水面をすべらせては、掛け針が
はずれたり、身切れを起こしてしまいますので注意が必要です。

引き抜きの利点は、動かないで取り込むので、釣り場を
荒らさないばかりか、取り込みに時間が掛からない事です。

引き抜きを習得すると、バラしが少なくなるばかりでなく、
釣りあげるスピードが早くなり、釣果も伸びます。

しかし、掛かりが浅かったり、掛かりどころが悪いと、
身切れしたりしてバラしが多くなることがあります。

特に、初期の鮎は軟らかいので、身切れを起こしやすいので
少し大きめの掛け針を使用することが大切です。

また、引き抜きの時は、引き寄せる時よりも、
やや強引に取り込むことが多いために、小さい掛け針だと、
針を伸ばされたり、身切れが起こしやすいので、
少し大きめの掛け針を使う方が良いです。

バラした時は、必ず針が伸ばされていないかを確認する事も
必要です。九州では、解禁当初から8号の針でも、
伸ばされてバレることがあります。

条件に恵まれると、入れ掛かりすることが良くありますが、
そんな時に引き寄せで取り込んでいたのでは、釣れる数が
限られてしまいます。

入れ掛かりの場合は、引き抜きだと、引き寄せで取り込む時の
釣果の3倍以上も違います。

 - 引き抜きの利点と欠点及び取り込む時の注意点 , , ,