友釣りの初期における釣り場について | 鮎の友釣り目通し仕掛け

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友釣りの初期における釣り場について

      2016/06/02

解禁当初の鮎は、地域差やその年の気候にも
よりますが、成長が早いもので15~18センチ
程に育っています。

解禁から7月初めくらいまでの初期の天然鮎は、
完全に遡上を終えていません。

初期の頃の鮎は、増水がある度ごとに、下流へ
流されては差し返すことを繰り返しています。

川の水量が一定しない梅雨明けまでの鮎は、多少の
増水でも縄張りを捨てて移動することが多いです。

この時期は、川の水温が低いので、深場や流心の石には
十分なアカが着いていないために、天然鮎は、岸寄りの
流れが緩やかな部分を、アカを食みながら、遡上して来ます。

天然鮎も湖産鮎も、まだ体が小さくて体力もないので、
流れの強い場所ではなく、流れの緩やかな浅場の平瀬や
ザラ瀬や流心の脇のカケアガリなどに縄張りを作ることが
多いです。

勿論、九州の球磨川や五ヶ瀬川などのように、解禁当初から
120グラムを超える鮎が、荒瀬の中に縄張りを持っている
河川もありますが、そのような鮎の絶対数は少ないです。

天然鮎と湖産鮎だけの河川では、早朝の薄暗いうちから
竿を出しても、全く掛からないことはありませんが、
追いが鈍く、ほとんど掛かりません。

初期の鮎は、皮膚が軟らかいので針の掛かりは良いのですが、
身切れしやすいので、少しでもバラしを少なくするためにも、
少しだけ太めの針を使う方が良いです。

初期の頃には、追い気のある鮎がトロ場全体に広がって
居ます。

トロ場での釣り方は、午前中の水温が低い時間帯は
手尻を1.5メートルぐらいに短くして、上流から
下流へと釣り下がりながら釣って行く方が良いです。

水温が上がる午後には、出来る限り、手尻を長く取って
泳がせることです。

浅場ほど水温の上昇が早いので、解禁当初は、水深が
20センチ程の浅場や、岸寄りの瀬脇やザラ瀬などが
狙い場となります。

放流されて間が無く、しかも鮎の数が多い時は、足首
ほどの水深しかない浅場でも好ポイントとなります。

人影や物音で淵に逃げ込んだ鮎が、淵尻の流れが
瀬に落ち込んでいる手前付近で出ハミするため、
入れ掛かりすることが良くあります。

湖産鮎が放流される河川においては、湖産鮎は放流地点の
上、下に2~3キロメートルほどしか移動しないので、
その区域にあるトロ場に続く瀬肩などは絶好のポイントです。

ですから、湖産鮎が放流される河川では、放流地点を
確かめることも大切です。

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