瀬尻における釣り方 | 鮎の友釣り目通し仕掛け

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瀬尻における釣り方

      2016/05/13

瀬尻とは、一つの瀬が終わりに近づいて、次の流れに
落ち込むまでの瀬の最後の部分を言います。

川の流れは、流域の地形によって変わるので、どの川も
一つとして同じ流れはありません。瀬尻から深場や淵に
落ち込むこともあれば、瀬尻から次の瀬の瀬頭に続くことも
時折あります。

長い瀬で、瀬の途中で流れが緩くなり波立ちが消えている
箇所が時々あります。その後は、再び流れが速くなり次の瀬へと
続きますが、この一つ目の瀬の瀬尻と次の瀬の瀬頭の間は最高の
ポイントです。

淵に落ち込む所が、棚状の石が連なっている場合は、
瀬尻と区別して、瀬落ちと呼ぶこともあります。

流れが落ち込んでいる瀬尻は、好ポイントです。
瀬尻でも、底石が小さく岸へ向かって緩くカケアガリに
成っている所や、ところどころに大きな石が点在して
流れに変化が生じてヨレが出来ている所などは、狙える
ポイントとなります。

瀬尻の鮎は、それほど多く居ませんが、カケアガリや
ヨレの場所では、夕方の一時期に出ハミをする場所です。
ですから、夕方に攻めると、思わぬ大釣りになることが
あります。

ただし、石の周囲で砂が巻き上がっていることがありますが、
そんな場所には居付き鮎はいません。

浅い瀬に続く瀬尻で、淵に流れ込んでいる瀬尻の底石に
小石が混じって緩いカケアガリになっている所であれば
解禁当初から狙えます。

瀬尻での釣り方は、まず淵へ流れ込む付近にオトリを
送り込んで、そこから上流へと泳がせることです。
すなわち、瀬尻の最下流部から釣り始めます。

なぜならば、出鮎は淵から出て瀬尻を通り、その上流の
瀬に向かうからです。すなわち、瀬尻の際は淵に居た
鮎が浅場に出るための通り道となります。

瀬尻の最下流の部分から釣らないと、掛けた鮎が暴れた時に、
上流に出ている鮎が散ってしまいます。また、瀬尻で
掛けた鮎は淵に落としてから取り込むようにします。

盛期には、瀬尻から淵にかけて傾斜があり、流れが速い
所では、淵の中に居る群れ鮎のうち大型の鮎が縄張りを
作ることがあります。

多くの釣り人が淵より上流の瀬に入って瀬を荒らすと、
鮎は淵に逃げ込んでしまいます。

釣り人が居なくなり、瀬が静かになる夕方になると、
淵に逃げ込んでいた鮎が瀬に戻って来ます。
鮎は自分の縄張りに戻ってアカを盛んに食べるので、
夕方の瀬尻は絶好の狙い場となります。

淵で群れている鮎は、ほとんどが遊び鮎ですが、早朝と
夕方の一時期はいっせいに浅場にアカを求めて出て来ます。
この出鮎に出くわすと入れ掛かりすることがあります。

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