おとり鮎の選び方 | 鮎の友釣り目通し仕掛け

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おとり鮎の選び方

   

友釣りにおいては、オトリ鮎の良否が、その日の
釣果を大きく左右します。

友釣りでは、「一に場所、二にオトリ、三にハリ」と、
言われているように、例え良い場所でもオトリが悪いと
追わないことがあります。

オトリには、養殖鮎と天然鮎があります。

1、養殖鮎

養殖鮎の利点としては、すべての鮎が全く傷が無く、
体力があるので、時々休ませながら泳がせると、
意外と元気が良く、長時間オトリとして使うことが
出来ますし、休ませると短時間で回復します。

養殖鮎をオトリとして使う場合は、体色が黒々と
していて、ヌメリがあり、細身であまり太っていない
ものを選ぶことです。

また、オトリ店の水槽で、3日から4日飼われた
ものが良いです。

イケスの中の上層部を泳ぎ回っているものよりも、
底を泳ぎ回るのが良いです。網を入れると、サッと
底に逃げたり、角や底にピッタリとくっ付いている
ものが良いです。

ただ、イケスに長く居たものの中には、腹部に
擦り傷があるものがいるので、そんなオトリは
避けることです。

川の水とイケスの温度差でオトリが弱ることが
あるので、注意することです。

養殖鮎の欠点としては、イケスで育てられているために、
強い流れの川では、泳ぐことが出来ずに浮き上がって
流されてしまうことがあります。

そんな時は、オモリを付けて沈めてやるほか
ありません。

養殖鮎は、川の流れに慣れていないので、初めから
流れの強いところに入れても泳げないので、
トロ場など流れの緩やかなところから、釣り始める
ことが大事です。

2、天然鮎

天然鮎を買う場合は、釣れた天然鮎をオトリとして
売っていますので、鮎の傷の部位をしっかりと確認
する必要があります。

天然鮎は、すべて何らかの傷があり、針が掛かった
部位によっては、泳ぎ方や耐久性が変わり、
オトリとして使えないので注意して下さい。

掛かった部位が悪いものは、元気に泳がないばかりか、
しばらくしたら、死んでしまうものも居ます。

出来れば、背掛かりで、ハリ傷が小さく、体色が
黒々としてヌメリがあり、大きめのもので、逆バリの
傷が2箇所以上ないものを選ぶことです。

オトリの肌が、ザラザラして赤味がかっているものは
避けた方がいいです。

天然鮎は、良く泳ぎますし、強い流れにも良く
潜りますが、長持ちしない欠点があります。

ハリ傷の部位によっては、オトリとして不適当で
あったり、使えないものがありますので、オトリを
選ぶ時に注意が必要です。

黄斑紋のまわりは、下に心臓があり、出血して
死んでしまいます。

首は、血管が集まっているために出血します。

頭は、神経が集中しているので、泳ぎが悪くなります。

口掛かりは、水中で口を開けて泳ぐので弱りが早く
なります。

目掛かりは、目が見える方にだけ泳ぐため、片泳ぎに
なります。

胸ビレ、エラ掛かりは、早く弱り、オトリとしては
不適当です。

腹は、次第に弱り、泳ぎが悪くなりますし、内蔵が
出ることもあります。

尾は、尾のつけ根に掛かると出血が酷く死んでしまったり、
体が硬直して泳がなくなります。尾に近い部分でも、
上部の方が良く、尻尾でも腹部に近いものは良くありません。

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