野鮎が掛かった時の魚信と掛かった部位別のオトリとしての良否 | 鮎の友釣り目通し仕掛け

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野鮎が掛かった時の魚信と掛かった部位別のオトリとしての良否

   

友釣りが上達してくると、掛け針が野鮎の体に
掛かった時の魚信や野鮎の引き具合で、掛け針が
野鮎の体のどの部位に掛かったのかが、おおよそ
分かるようになります。

野鮎が、追っ払おうとオトリに近づき、反転して
オトリから離れる瞬間に、掛け針のハリ先が野鮎の体に
突き刺さります。

鼻カン仕掛けの場合は、掛け針が野鮎の体に突き刺さった
直後は、それほどの強い魚信は手元に伝わって来ません。

掛かった後、驚いた野鮎が更にオトリから離れようとして、
強く引っ張る時に、オトリの尻ビレの根元付近に付けた
逆バリがはずれて、掛かった野鮎の魚信が強く手元に
伝わって来ます。

目通し仕掛けの場合は、掛け針をオトリの体に結んでいるので、
野鮎が掛かった瞬間から手元に強く魚信が伝わって来ます。

野鮎の掛かった部位によって魚信は違います。

背掛かりの時は、小刻みに引っ張るか、又はスーとミチイトが
ゆるむような感じになり、その後、強く竿先を絞り込みます。

鮎の首から背ビレにかけての背の部分には、皮下脂肪があり、
神経が少ないので、かなりの深い傷でもダメージが少ないです。

針掛かりが浅く、背ビレよりも頭部に近いものほど良いです。
この部分に掛かった鮎は最良のオトリとなります。ただ、
掛け針が背中を突き抜けたものは、弱ると肩が曲がり
泳ぎが悪くなる事があります。

腹掛かりの時は、掛かった瞬間は引きが強く、竿先を一気に
絞り込みます。内蔵が出たりすることもあり、しばらくすると、
弱ったり死んだりしますので、オトリとしては使えません。

頭掛かりの時は、竿先を一気に強く絞り込みますが、一瞬で
終わり、その後は、引きも急に弱くなります。中枢神経が
傷つくために泳げなくなり、間もなく死んでしまうことが
多いです。

目掛かりは、出目になり、傷ついていない目の方へばかり
片泳ぎをしたり、方向性を失いグルグル回ったりしますので、
オトリとしては使えません。

口掛かりの時は、引きもそれほど強くありません。
オトリとして使うと、水中で口を開いて泳ぐので弱りも早く、
流れの抵抗を受けるので、変則的な泳ぎとなります。

胸ビレやエラ掛かりは、オトリとして使うと、直ぐに
弱ってしまったり、死んでしまうことが多いです。

尾掛かり、尻掛かりの時は、竿先を一瞬強く絞り込みますが、
尾ビレが使えずに泳ぎにくくなるために、水面に浮き上がる
ことが多いです。尾掛かりは、尾ビレに近い部分に掛かった
もので、尾の上部に近いほど良く、腹部に近いのはあまり
良くありません。

一般的には、野鮎がハリスの上を通る時は腹掛かりが多くなり、
ハリスの下を通ると背掛かりや頭掛かりになる確率が高く
なります。

また、野鮎がオトリを上から追うと腹掛かりが多くなります。

なお、ハリスは細いほど掛かりは良いですが、細いと
掛かった時の衝撃で切られてしまう恐れがあります。

 

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