鮎とは | 鮎の友釣り目通し仕掛け

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鮎とは

   

鮎は、秋に川の中流域から下流域にかけての川底に
小石が混じっている砂地で産卵し、10日から
14日で孵化します。

孵化した幼魚は、腹に卵黄を付けたまま、川の流れに
乗って河口まで下り、海水と淡水が混じっている領域
(汽水域)で、動物性プランクトンであるワムシを
主食にして育ちます。ワムシの大きさは0.1ミリ前後です。

海で成長して、再び川に上って来る鮎の習性は
マスやサケと同じです。

幼魚はワムシなどのエサを取り易いように、歯は尖って
突き出ています。この時期はシラウオのような
透明の体をしています。

冬場から初春に掛けて、雨が多い年は山からの
動物性プランクトンが海に大量に流れ込んで来るので、
稚鮎の育ちが良く、その年の稚鮎の遡上も多く
成ります。

春になり、海水温と川の水温が同じ位になると、
稚魚は、群れをなして帯状になって、川を遡上します。
この頃の稚鮎の体長は5~6センチほどです。

遡上期の稚鮎はプランクトン、川虫、水面近くを
飛ぶ昆虫などを食べています。

初めのうちは、エサを取り易いように、
歯が突き出て居ますが、10センチ前後に
育って、川に慣れてくると、尖って居た
歯は次第に退化して、平らな櫛状の歯に
変わります。

この頃から、鮎の食性が変わり、これまで
昆虫類やカワムシなどを食べていた稚魚は、
川底の石の表面に着いているケイソウや
ランソウなどの藻類(コケ)を主食にするように
成ります。

鮎は、この時期になると、群れから離れて、
自分だけのエサ場である縄張りを作るように
成ります。

一匹の鮎の縄張りの広さは約1平方メートル前後で、
そこに生えているコケの量は約80グラムほどです。

一日に自分の体重の約半分ほどのエサ(コケ)を
食べるほど、食欲も旺盛に成り、それこそ、朝から
夜まで食べ続けます。

解禁当初の体長は約12センチから15センチ
ですが、7月、8月になると、20センチ前後に
発育します。

暖かい地域の河川では8月には体長30センチ、
体重300グラムを超す大鮎も見られます。

昼間の時間が短くなり、水温が低下してくると、
鮎は下流へ下り始めます。

この時期は卵を抱えており、動きがにぶく
なるので、瀬脇やトロ場や淵などで過ごします。

この時期のメスの魚体は、盛期の美しさを
保っていますが、オスはどす黒くなって
行きます。

産卵しなかった雌鮎の中には、翌年まで生きる
ものもいますが、殆どの鮎は産卵を終え、産卵に
全エネルギーを使い切って、一年で一生を終えます。

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