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増水後の友釣りのポイントと釣り方

      2016/07/15

大雨による増水があると、石アカ(コケ)は、ほとんど
洗い流されてしまいます。

鮎は、水生昆虫などを食べて飢えを凌(しの)ぐとともに、
わずかに残ったアカを求めて、その残りアカのある場所に
集まるので、残りアカのある場所では入れ掛かりに
なることがあります。

新しいアカが付き始めると、下流へ流されて再び遡上した
鮎や、大石の陰や草木の根元などに避難していた鮎が
ものすごい勢いで食べ始めます。

この時期の鮎は、食欲ばかりでなく追い気も非常に激しく
なりますので、入れ掛かりが期待できます。

友釣りは、増水が終わって2~3日もすれば出来る
ようになります。

残りアカを求めて多くの鮎が集まるので、アカがどこに
残っているかを見極める必要があります。

流れの速さは、カーブの内側と外側では異なります。
カーブの外側の方が流れは速く、砂や小石も流れの
速い外側の方が多く流れます。

ですから、カーブの外側よりも内側の方が残りアカは
多くなります

増水があっても、アカが残り易いポイントは、川が
カーブしている内側で、流れがぶつからない所や、
流心近くでも大石の裏などです。

また、流れがカーブしてない所でも、流心が
かたよった流れの広い方の浅場や、通常は
浅過ぎる場所に大きな底石がある所はアカが
残っています。

これらの場所は、増水後の絶好のポイントとなります。

残りアカがある場所では、午前10時頃になると、
鮎がハネるのが見られますので、この鮎のハネを
見つけることがポイントを選ぶ決め手となります。

残りアカのあるポイントは余り広くないので、
残りアカがある大きな石裏を攻める時は、オトリを
あまり動き回らせないことです。野鮎の追いを
待つ方が掛かり易いです。

ただ、増水後に、新アカが川全体に付き始めると、
鮎はあちこちに散ってしまいますので、増水後の
入れ掛かりは、流れが落ち付いて、新アカが
付き始めるまでの一時期になります。

流れが蛇行している所では、カーブの内側に
アカが付き始めるので、縄張りもカーブの内側から
作られます。

増水後に差し返した鮎が、最初に居つく場所は、
瀬肩や瀬脇やトロ場のヨレなどです。

なお、増水後の薄濁りくらいの方が、掛かりも
良いです。

余談ですが、学問上、川の左岸はどちらで、右岸は
どちらであるか決められています。

川の水が流れる方向に向かって、即ち、下流に向かって
左側を左岸と言います。その反対側、即ち、右側を
右岸と言います。

それで、上流を向いている時は、右側が左岸になります。

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