天然鮎と湖産鮎の相違点 | 鮎の友釣り目通し仕掛け

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天然鮎と湖産鮎の相違点

   

鮎は、アユ科アユ属の魚で、天然鮎も放流鮎も
同じ部類に属するものですが、エサや環境の違いに
よって、成長するにつれて、習性にもかなりの差異が
生じて来ます。

例えば、遡上距離、縄張りの作り方、闘争心などの
違いがあります。

それが、友釣りに大きく影響します。

そこで、天然鮎と、放流鮎の約70パーセントを
占めると言われる湖産鮎との違いを挙げてみたいと
思います。

1、天然鮎

天然鮎は、遡上距離が100キロメートル以上にも
及びます。

5~6月の出水によって、一旦は下流に流されても、
水が澄み始めると、ものすごい勢いで差し返して
来ます。

梅雨期が終わり、水温が安定してくると、移動を
しなくなります。

闘争性は、湖産鮎には劣りますが、追う時の速度は、
湖産鮎よりも早く、直線的な追いをします。

また、1~2回は追いますが、侵入した鮎が執拗に
侵入を繰り返すと、自分の縄張りから出て行くものも
います。

天然鮎は、かなりの大きさになっても、他の鮎達と
一緒にコケを食んだりするものがいます。

天然鮎の群れの中に居ても、大きいものは、オトリを
入れると追って来るものもいます。

天然鮎は、泳ぐ力が強いので、流心の良質なコケが
着く石に居付き易いです。

2、湖産鮎

湖産鮎は、天然鮎に比べると、遡上性はそれほど
なく、放流された近辺に住み着きます。

移動しても、放流地点から、上流及び下流に
2~5キロメートル程だと言われています。

闘争性は、非常に強く、例えば、他の魚や鮎が自分の
縄張りに侵入でもしたら、縄張りから逃げ出すまで、
激しくしつこく追っ払います。

出水によって下流に流されても、差し返す距離は、
天然鮎に比べて、非常に短いです。

湖産鮎は、梅雨明け頃までには、ほとんどが縄張りを
持つようになります。

また、天然鮎よりも、比較的ゆるやかな流れに
居付き易いです。

天然鮎よりも早熟で、産卵期もずっと早く、終期も
それだけ早くなります。8月下旬から9月には
下り始めます。

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