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遊び鮎、群れ鮎、縄張り鮎のそれぞれの特徴

      2016/01/19

鮎は、それぞれ色んな行動を取りますが、鮎の行動パターンで
大別すると、群れ鮎、遊び鮎、縄張り鮎に分けられます。

1、群れ鮎(群がり鮎)

放流されて間もない時期や成長過程の段階で多く
見られる鮎です。

流れが緩やかな浅いところで、群れを作っているのが
よく見受けられます。

ハミアトは、縄張り鮎のように大きくて長くはありません。

群れ鮎は、口先で食(は)んだり、体をひねりながら
食んだりしますが、ハミアトは小さくて短いです。

例えば、20~30センチほどの玉石に、前後左右から
群がって、アカ(コケ)を食べます。

10匹から30匹ほどの群れをなしていたりします。

稚鮎は、口の先端を石に突き当てながらアカ(コケ)を
むしり取って食べます。

一つの玉石を食べ尽くすと、別の玉石に揃(そろ)って
移動します。

玉石の川底に近い部分まで、アカ(コケ)を食べ尽くします。

2、遊び鮎

群れ鮎よりも、もっと流れのあるところで多く見られます。

遊び鮎とは、先頭の鮎に続き、数匹の鮎が、同じ地点を、
大きな円を描きながら、また、行ったり来たりしながら、
移動している鮎の群れを言います。

遊び鮎の中には、群れから離れて、単独の行動を取ったり、
縄張りを作る鮎もいます。

単独行動を取り始めた鮎は、群れ鮎が泳ぎ回っていても、
一つの石からあまり移動せずにアカ(コケ)を食べたり、
単独でアカ(コケ)を食べ続けます。

3、縄張り鮎

鮎は、川底の石の表面についているアカ(コケ)を
エサにしていますが、そのエサを確保するために、
縄張りを作っている鮎を縄張り鮎と言います。

一旦、縄張りを持っても、そこに住みついてしまう
訳ではありません。

夜明け前から夕方までのエサを食べる間は、縄張りの
中にいます。

夜には、危険が少ない安全な淵や深みなど流れの
緩やかな場所に入って、群れとなって過ごします。

前日に縄張りにしていた所とは、必ずしも限りません。
翌日は、各鮎の力関係によって、強い鮎から最良の
場所に縄張りを作ります。

縄張りを作った鮎は、体色もだんだんと黄色みが強く
なり、胸元には金星(追い星)が浮き出て来ます。

そして、他の鮎が縄張りに侵入すると、口を開いて
突進し、尾に噛みついたり、下腹部を突き上げ
たりして、侵入した鮎が逃げ出すまで攻撃します。

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