鮎釣りの全体像について | 鮎の友釣り目通し仕掛け

*

鮎釣りの全体像について

      2016/07/17

鮎は、人の人生をも狂わすほどの魔力を持って
います。半世紀近く釣っても飽きない、実に
奥の深い面白い釣りです。

鮎を釣る方法には、次のような種類があります。

1、友釣り

  鮎は、川底の石についている珪藻やラン藻などを
  食糧にしています。その食糧を確保するために、
  1平方メートル前後の縄張りを作ります。

  縄張り鮎は、自分よりも大きな鮎ばかりでなく、
  ヤマメやハヤなど、どんな魚が侵入して来ても
  追い払う、強い闘争心を持っています。

  友釣りとは、鮎が縄張りを作り、その縄張りを
  命がけで守る習性を利用した釣りです。

  オトリの鮎に掛け針をつけて、オトリを野鮎の
  縄張りの中に侵入させて釣る方法です。

   *友釣りの仕掛けには

    (a)鼻カン仕掛け

    (b)背通し仕掛け

    (c)目通し仕掛け

2、毛バリ釣り

 (イ)ドブ釣り

  ドブ釣りは、江戸時代に始まったと言われています。

  ドブとは、淀みや淵など、水深が1メートル
  以上ある、ゆるやかな流れのところです。

  鮎は、幼魚期はカワムシ類や昆虫などを食べて
  いますが、昆虫をまねて作られた毛バリを、重い
  オモリで沈め、水の中で上下させて釣る方法です。

 (ロ)毛バリ流し釣り

   解禁当初の釣りで、毛バリ仕掛けを水面に
   流して釣る方法です。

3、エサ釣り

  アジやカマスの身をこまかく切ったものや
  シラスをハリにつけて釣る方法です。

  エサ釣りは、解禁から禁漁になるまで釣れます。

  秋になり、産卵をひかえた鮎は、体力をつける
  ために、コケばかりでなく、動物性食物を盛んに
  食べるようになります。

  秋には、ドブ釣りで釣れない時でも、エサ釣りで
  可なりの大型の鮎が釣れます。

4、掛け釣り(素掛け)

  漁師の漁法として発達したもので、天候や濁りなどで、
  他の釣りが出来ない時でも釣ることが出来ます。  

  以前は、友釣りに使うオトリを釣るために利用して
  いました。

 (イ)コロガシ釣り

  オモリを付けたハリ仕掛けを、沖や
  下流に投入して、川底を引いて、鮎を
  引っ掛ける釣りです。   

 (ロ)シャクリ釣り

  オモリを付けて、ハリ仕掛けを川底に投入し、
  縦や横にシャクって、鮎を引っ掛ける釣りです。

 (ハ)チョウチン釣り

  砂利の多い川や砂利池などにいる鮎を
  オモリを付けたハリ仕掛けを投入して
  鮎を引っ掛ける釣りです。

*どんな釣り方でも良い河川もあれば、河川に
よっては友釣りしか許可しない河川もあります。

特に、コロガシなどの掛け釣りは、期間や区域を
限定したり、全面禁止の河川もありますので
注意が必要です。

各河川を管理する漁業協同組合によって決められて
いる規則に従って釣るようにして下さい。

   

  

 - 鮎釣りの全体像 , , ,