どんな河川でも釣れるようになるために習得すべき事 | 鮎の友釣り目通し仕掛け

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どんな河川でも釣れるようになるために習得すべき事

      2016/01/06

まず、鮎の友釣りに関する基礎知識を得る事です。

鮎の習性からすべて覚えなければならない訳では
ありません。最低限の知識さえあれば十分です。

オトリの選び方、ポイントの見分け方、オトリの
操作法、取り込み方等々、一通りのことを知る
ことです。

例えば、釣果を左右するオトリの選び方については、
元気のいい鮎は、ぬめりがあり、元気の無い鮎は
肌がザラついて、黄色みがかったり、赤みがかって
いること。

天然鮎をオトリとして売っている場合は、
傷あとが小さいこと。それと、掛かった部位を
良く確認すること。最良なのは背掛かりであること。

養殖鮎であれば、オトリ売店の水槽で
3~4日買われたものが良いことなどです。

野鮎が居そうもない場所に竿を出して
いる釣り人を見かけますが、それは、鮎が
居付く場所や嫌う場所を知らないからで、
基本的な知識不足によるものです。

10年余り前から、メタルラインの登場によって、
多くの釣り人が安易に、超極細糸を使う傾向が
強くなりました。

複合メタルラインは、強度がナイロンの3倍、
比重は鉛の2倍もあり、錆難く、非常に柔らかく
水切りも、ずば抜けて優れているわけです。

複合メタルを使うと、確かに何もしないで、
ミチイトをゆるめて、オトリの泳ぎに任せて
おきさえすれば釣れます。

複合メタルを使いさえすれば、どんな河川でも
釣れるようにはなりません。

友釣りの基礎知識や技術を習得した上で、
複合メタルを使うのであれば良いと思います。

次に、オトリを操作する際のミチイトの
張り具合を体得することです。

ミチイトは、たるみ過ぎても張り過ぎても、
オトリに負担が掛かります。

ミチイトの適切な張り具合が一番大切で、
その張り具合、張り加減を体得するには、
それなりの期間が掛かります。

この適切な張り具合を習得できれば、釣果は飛躍的に
伸びますし、友釣りのすべてだと言っても過言では
ありません。

竿を立てて、ミチイトをゆるめて待つのが友釣りだと
思っている釣り人が実に多いです。

水中糸をたるませすぎたら、掛け針が水中糸に
からむことになりかねません。

平成10年頃、有名な関西の某氏が、球磨川で
釣っておられるのを拝見したことがあります。

その某氏は、ポイントの見分け方及び攻め方、
オトリの操作法、誘いの掛け方や、釣り場に
適した釣り方も、すべて習得しておられ、かなりの
腕前だと、推測できました。

しかし、たいして釣れていませんでした。

その某氏を見ていると、目印を見て、目印の
動きで判断されているのが、はっきりと分かりました。

鮎の数が多い河川では釣れても、少ない河川では、
いくら上手と言われている釣り師でも、そう簡単には
釣れません。

目印である程度オトリの動きやアタリが判断出来ると
言っても、ミチイト(水中糸)をゆるめていたら
手元に伝わるオトリの動きが分かりづらくなります。

ミチイトを緩めていたら、オトリの動きが正確に
手元に伝わらないないために、野鮎が近くにいるの
さえ分かりません。

ミチイトは、張り過ぎず、ゆるめすぎないで、
手元に伝わる感覚で、オトリがどんな状態で
川底を泳いでいるのかなど、オトリの動きを
常に把握しておかねばなりません。

ミチイトを適切な張り具合に保っていれば、オトリの
近くに野鮎がいるかどうか分かるので、その時だけ
誘いを掛けたら良い訳です。

野鮎が居ないところを、やみくもに引いても、
誘いを掛けても釣れませんし、時間の無駄でしか
ありません。

誘いを掛け過ぎれば、オトリは弱ってしまいます。

ミチイトの張り具合が適切であれば、オトリが、近くに
野鮎が居ることを教えてくれるので、これほど正確なことは
ありませんし、効率的な釣りが出来ます。

上達してくると、追いの状態が手にとるようにわかる
ようになります。

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