友釣りの魚信と間違ってしまう、まぎらわしい手応え | 鮎の友釣り目通し仕掛け

*

友釣りの魚信と間違ってしまう、まぎらわしい手応え

      2015/11/23

川底には、小さい石や大きな石があって変化に
富んでいます。

川底の変化が少ない場所では、オトリ鮎は
川の流れに逆らって、頭を下げて泳いでいます。

それで、竿を握っている手には、絶えず途切れることなく
オトリ鮎の動きが伝わってきます。

初心者には、この手元に伝わる感覚を感じ取ることが
出来ないかも知れません。

この手元に伝わるオトリの動きが少しでも強いと
アタリ(魚信)と勘違いして、オトリを浮かせて
確認する釣り人を良く見かけます。それを何度もすると、
オトリが弱ってしまいます。

オトリが大きな石の裏などに入ると、すーっと
軽くなり、これまで手元に伝わっていたオトリの
泳ぐ感覚がなくなります。

この場合は、オトリを軽く引っぱるように、竿を少し
引いてやります。

オトリがグイグイまたはコツコツと引いていたのが、
急に軽くなるのは、オトリが疲れて休もうと、石の
裏にはいり込んでしまうためです。

この時、渦が巻いている石の裏だと、仕掛けが
からみつくことがあるので注意が必要です。

竿を動かして、石の裏からオトリ鮎を出し、少し
上流へ誘導する必要があります。

初心者のうちはアタリと間違ってしまう、まぎらわしい
手応えとして、次のようなものがあります。

(イ)

急流の石の裏など、流れの変化が激しい所に、
オトリ鮎がはいった時に、掛け針がミチイトや
オトリの体にからみつくことがあります。

オトリが丸くなっているために、丸くなったオトリに
水圧が当たるので、釣れた時のように竿をしぼり込む
ことがあります。

この事を、釣り人の間では「エビになる」と、言います。

このようになったら、すばやく水中から引き寄せて、
いち早く仕掛けをはずさないとオトリが弱って
しまいます。

(ロ)

オトリが波に乗った感じで、ブルンブルンと
絶えず同じような引きがある場合は、オトリが
弱ってしまって、流れに浮いて回転したり、
波乗りしたりしている状態です。

この時は、オトリを流れの緩やかな所に寄せて
休ませます。少し休ませたらオモリをつけて
沈めてやることです。

オトリ鮎が元気よく活発に泳いでくれるのは
いいのですが、元気良すぎてあちこち動き回ると、
時として仕掛けが色んな障害物に掛かることが
あります。

釣り人は、常にオトリを自分の支配下に置き、
オトリが勝手に泳ぎまわらないように操作
しなければなりません。

 - 友釣りの魚信 ,