3つの友釣り仕掛けの利点と欠点を比較検討 | 鮎の友釣り目通し仕掛け

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3つの友釣り仕掛けの利点と欠点を比較検討

      2015/11/24

友釣りの仕掛けには、鼻カン仕掛け、背通し仕掛け、
目通し仕掛けがあります。

まず、各仕掛けの主な利点と欠点を上げてみます。

1、鼻カン仕掛け
  
殆どの釣り人が、行っている仕掛けで、オトリ鮎の
鼻の穴に、鼻カンを通すやり方です。

利点は、オトリ交換が極めて早く出来ることです。

早い人は10秒から15秒で、しかも水中で交換します。

欠点としては、友釣りで一番大切なオトリ鮎の泳ぎが悪い
ことです。

目通し仕掛けに比べて、取り込みに時間が掛かります。

2、背通し仕掛け

利点は、オトリ鮎の泳ぎが非常に良いことです。

オトリ鮎は、目通し仕掛けと比べても、勝るとも劣らない
程の自然で活発な泳ぎをします。

オトリ交換も、目通し仕掛けよりも、早く出来ます。

欠点は、鼻カン仕掛けと同様に、取り込みに時間が
掛かります。

また、大きな野鮎が掛かった時は、引き抜きで
取り込むのは難しいです。

更に、オトリ鮎の背通しした箇所が身切れして、
オトリ鮎を飛ばされ、オトリを失う可能性が高いです。

鮎釣りシーズンの中盤以降は、200グラム位までの
野鮎が掛かっても、身切れする事は無いですが、
初期の鮎は皮が柔らかいので、身切れしやすいです。

欠点ではありませんが、鼻カン仕掛けも背通し仕掛けも
引き抜きで取り込むには、直径30センチ以上のタモが
必要です。

3、目通し仕掛け

目通し仕掛けは、熊本で考案された仕掛けで、九州の
大鮎を釣るのには、最適で、理にかなった釣法です。

利点は、

オトリ鮎の泳ぎが良いことです。

球磨川の
激流でも、オモリを付けた経験が無いほど、オトリが
良く泳いでくれます。

オトリ鮎の状態にもよりますが、同じオトリで
2、3匹は釣れます。

オトリ交換に不慣れな時は、目を傷つけて出血させて、
出目になり、出目でない側(目が見える)方に
片泳ぎするので、泳ぎが悪いばかりか、思うように、
ポイントに誘導するのが困難になるので、注意が
必要です。

野鮎が掛かった際の取り込みに時間が掛かりません。

鼻カン仕掛けの場合は、野鮎か掛かった時に、
逆針が外れて、オトリと野鮎の2匹が泳ぐような
形となり、野鮎も抵抗なく泳げますので、なかなか
野鮎が浮いて来ずに、取り込みに時間が掛かります。

目通し仕掛けの場合は、ミチイトをオトリ鮎の目を
通して結び、掛け針もオトリ鮎の尻ビレの後端を
突き通してオトリ鮎の体に結んでいるため、
掛かった野鮎はオトリ鮎を引きずって泳がないと
いけなくなるために、野鮎は泳ぎ辛く、浮き上がる
のも早く、取り込みに時間が掛からないのです。

野鮎が早く浮き上がるので、引き抜くのも容易で、
しかも、掛け針をオトリ鮎の体に結んでいるため、
オトリと野鮎の高低差も無く、ほぼ一直線に飛んで
来るので、大きなタモも必要がありません。

200グラム以下の野鮎であれば、引き抜く事が
出来ます。

欠点は、

オトリ交換に時間が掛かることです。

ミチイトをオトリ鮎の目を通して結び、更に
掛け針を尻ビレの後端を突き通して、オトリの
体に結ぶので、鼻カン仕掛けの何倍も時間が
掛かります。

大抵の釣り人は、オトリ交換に2、3分掛かります。

余談ですが、私はオトリ交換に要する時間は
50秒です。

目通し仕掛けの場合は、タモの中でオトリ交換を
するので、タモは網目が細かくないと、掛け針が
引っかかって、オトリ交換に時間が掛かります。

友釣りでは、オトリ鮎が自然な泳ぎをするように、
出来るだけ細い糸を使うことが釣果につながります。

細い糸だと、水の抵抗が少なく、オトリ鮎の負担が
軽くなり、泳ぎも活発になります。

目通し仕掛けでは、オトリ交換の際に、目を通して
引き解き結びをしなければなりません。

ですから、結び目を補強するすべが無いので、
0.4号から0.6号の太い糸を使わざるを得ません。

しかし、目通し仕掛けの場合は太い糸を
使っても、オトリ鮎は鼻カン仕掛けよりも
遥かに良く泳ぎます。

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