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釣果を大きく左右する元気なオトリ鮎の選び方

      2015/11/19

鮎の友釣りでは、おとり鮎が元気であるか
どうかが、釣果を大きく左右します。

現在では、殆どの河川にはオトリ店が
ありますが、私が友釣りを始めた昭和44年
当時は、オトリ店などありませんでした。

釣り人が各自、シャクリやコロガシなどの
素掛けという釣り方で、オトリを取り、その釣った
野鮎をオトリにして、友釣りを始めていました。

まず、オトリに使う鮎は元気であることです。

オトリ店から買う場合は、養殖鮎でしたら、
オトリ店の水槽で、3日から4日飼われたものが
良いです。

養殖鮎の利点は、すべての鮎が全く傷が無いことです。

養殖鮎は、川の流れに慣れていないので、初めから
流れの強いところに入れても泳げないので、
トロ場など流れの緩やかなところから、釣り始める
ことが大事です。

養殖鮎は、時々休ませながら泳がせると、意外と
元気が良く、長い時間オトリとして使えます。

天然鮎を買う場合は、釣れた天然鮎をオトリとして
売っていますので、鮎の傷の部位をしっかりと確認
することです。

天然鮎は、すべて何らかの傷があり、針が掛かった
部位によってはオトリとして使えません。

掛かった部位が悪いものは、元気に泳がないばかりか、
しばらくしたら、死んでしまうものも居ます。

掛かった部位のうち、背掛かりならば、オトリとして
最高です。

次の部位に掛かった鮎はオトリに使えません。
黄斑紋、首、頭、腹、側線などです。

黄斑紋のまわりは下に心臓があります。

首は血管があるので、出血して死んでしまいます。

頭には神経が集まっています。

腹は内臓が出ることがあり、徐々に泳がなくなります。

側線はレーダーの役割をしているので、泳ぎが悪いです。

オトリを選ぶ際には、体の色も良く注意してください。

全く傷が無い養殖鮎でも、背掛かりの天然鮎でも、
鮎の肌がザラザラしていたり、黄色みがかっている
ものや赤みがかっている鮎はオトリには向きません。

また、鼻カンの跡の大きいものも良くありません。

鮎釣りのシーズンも終盤になる9月初めからは、
雌鮎をオトリに使う方が良いです。

雌鮎の方が雄鮎よりも、体力があり、粘り強く、
良く泳ぐからです。

鮎のメスとオスの区別は、尻ビレの形が細長いのが
オスです。

尻ビレの両端に丸味があり、中央部が深く、くびれて
いるのがメスです。

メスは、体全体が白っぽく、ふっくらとした感じ
ですが、オスは脂っけも無くなり、体全体が細く
なります。

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